今年の日本海は、週末となると海が荒れるため、
例年より1月遅れの積丹沖のサクラマス釣りとなった。
予報では、波は50cm、天候は曇りであったが、
海に出てみると、うさぎが跳んでいて、
強い風と一時吹雪になるという過酷な釣りであった。
7時出港の予定が、皆さん早めに揃ったので、
余別から龍祥丸で6時45分に出港。
諸般の事情から、正確な釣果は云えませんが、
ここ数日、爆釣との話なので期待が膨らむ。

まずは、神威岬を回り込み、約20分南下して、2日連続爆釣のサルワンに到着。
今日は、かみさんはバケ、自分はジグで勝負することにした。
一流し目は、サクラ釣りのお約束の外道、ホッケがポツポツ。
数分して、さらに南下。
ここで、かみさんがカウンターで20mラインで2連発、500gと1kgクラス。
かみさんは、オマツリを回避するため、通常の半分の3本針。
ピンクのタコベイトでヒット。

自分もしばらくして、2連発。棚は25m。
ヒットジグは、まだサクラが小さいので、80gのピンク系。
その後、ポツポツしか来ないので、
無線で余別前浜で釣れていると聞いた船長、
大至急で前浜に戻る。
余別に戻ってからは、強風と時折吹雪き模様。
波も結構出てきたが、これこそ、いわゆるマス波。
ここからは、型は小さいがコンスタントに釣れ出し、
かみさんと竿を交換して、バケを振ると、
30mラインでダブルを含む4連チャン。
バケを振るのに疲れたら、ジグに変えるとという方法で、
身体を休ませながらの釣りだが、バケを振る度にポツポツと釣れる。
10時頃、かみさんに大きな当たり、船長が待ちかまえ、
周りの視線を一心集めるが、残念ながらバレ。
11時頃からは、20mライン(通常の仕掛けでは15mライン)で入れ食い状態。
かみさんは、2kg級(52cm)を含む5連チャン。

周りはそれほど釣れていない状況だったので、
この時間は、ミラーのバケが当たったようだ。
二人で20本ぐらい釣ったかなぁって思っていたが、
家に帰り捌いていたら、30本を超えていた。

結局、ジグでは朝一の2本とかみさんが1本水面でバラしたもののみ。
ほとんどが、二人で交互に使ったバケでの釣果。
やはり、ジグではまだ厳しいのかもしれないが、
捌いたお腹からオオナゴが出てきたので、
シャクリやジグで釣れる時期は、もう間もなくだろう。
もし、二人で最初からバケを振っていたら、
50本は簡単に超えただろうが、
そんなに釣っちゃってもねぇ。
バケとジグを交換して、二人で交互に釣る方法は、
身体に優しくてとてもいい。
次回は、3月に入ってからの板マス狙い。
数こそ極端に落ちるが、シャクリやジグを駆使しての大物との真剣勝負。
これこそ、サクラマスの釣りの醍醐味である。
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